運営委員会


名誉主席 鄭志鴻

太極拳、八卦掌正宗伝人

武当龍門派第18代伝人

経済学修士

上海外国語大学賢達経済人文学院日本連絡所 顧問

1963年8月遼寧省遼中、遼河東生まれ。遼寧外語師範卒業。大連外語学院成人教育学院、北九州大学経済学科修士課程修了。教師、通訳などを経て、現在NHK文化センター北九州教室地区、朝日文化センター北九州地区で教師として中国伝統文化を伝えている。

太極拳、八卦掌、道家養生文化を30余年研究した。裴錫栄、閻世興、于河川などの名師に学び、のちに候合法道長の真伝を得る。1994年より甲骨文字の研究をはじめ、2000年『太極八卦の起源と健身養生』、2011年に『中華養生学原論』を出版。同年『中華武術大典』シリーズの1冊である『中華武林人物志』に入選。20年あまりの研究により、道家の視点から甲骨文字に対する新たな突破を確立した。

 

名誉顧問 程傑峰

養道国術館 総顧問

もと上海中医薬大学推拿功法教研教師。15歳より楊澄浦の学生湯紹琪先生に楊式太極拳を学び、のちに上海に住む名人姜容焦の高弟宦大海の門下で陳式太極拳と八卦掌、形意拳を学んだ。陳式太極拳は主に陳発科の弟子である李東源と翟慧庵和尚に学んだ。のちに直接姜容焦に教えられ、楊澄浦の弟子王守先先生にコンカ・ラマから伝えられた密教の武術気功を学ぶ。著名武術家裴錫栄先生に八卦掌と形意拳を学び、張長信、何秀春、李道立などの名師にも教えをこいだ。50年あまりの武術を研究し、学校武術チームを代表して多くの試合で優勝し、1984年には上海伝統観摩交流大会に推薦で出場しで好評を得た。かつて、形意門の『内功経』を整理し、1984年に武術雑誌『武林』が特別編集した『武林精髄』創刊号で発表した。長年世界各国の学生を育て、伝統太極拳を身に着けやすい学習システムを探査している。

名誉顧問 許民

呉式太極拳西九条倶楽部   主宰

呉式太極拳中百舌鳥倶楽部    主宰

上海出身、現在大阪在住。少年時代に武術が好きで弾腿、戳脚、形意、八卦を習ったことがある。80年代、呉鑑泉師祖の関門弟子(最後の弟子)として名高い楊孝文師爺の弟子李関庭師匠の入室弟子となり、呉式太極拳の套路や推手を全般的に伝授され、楊孝文師爺からも直接指導を受けた。以後、李師の推薦を経て、楊孝文師爺の兄弟弟子の桑暁華師爺の弟子鞠敬慈師匠及び同じく楊孝文師爺の兄弟弟子・呉鑑泉師祖の娘婿馬岳梁師爺の弟子張金貴師匠、周利民師匠に前後して師事し、呉式太極剣(乾坤剣)、呉式太極拳快拳、推手の13種手法等を習得した。近年、楊澄甫師祖の弟子徐秀鳳大師から直伝を受けた楊式太極拳の5代目伝人の蒋忠保師匠に内功の指導を受けている。大阪で長年の指導歴があり、現在複数の教室で套路や推手を指導中。

名誉顧問 程天驥

養道国術館 館長

6歳より父程傑峰に武術を学び30年あまり、太極、形意、八卦などの拳術と各種功法に精通する。かつて、上海中智国際教育研修センター、上海スポーツホテル、艾美国際ホテルなどの著名な施設で特聘功法講師を務めた。また、上海市情報技術局にて太極拳短期コースを開催したこともある。1999年より長期にわたり様々な著名企業のプライベート養生講師を務め、冠龍写真機材の創設者袁勃さんの個人養生講師でもある。長年日本、香港、台湾、ノルウェイ、アメリカ、イギリス、スペイン、スイスなどの外国人に伝統武術と功法を伝え続けている。

 

運営委員長 徐濠

戴氏心意拳第6代伝人

上海外国語大学賢達経済人文学院日本連絡所 代表

上海市生まれ。15歳に瀬戸宏俊先生より勇進流刀技武術を習う。上海中医薬大学在学中に程傑峰老師より太極拳、形意拳、八卦掌などを学び、その後、高小飛老師と許民老師より呉式太極拳、王映海老師より戴氏心意拳、鄭志鴻老師より古伝太極拳、八卦掌、道家文化を学ぶ。1999年全日本試斬道連盟創立10周年記念第五回選手権大会2部指定技優勝、2012年には『戴氏心意拳技内精要』を翻訳。近年、鄭志鴻老師のもとで中国伝統文化を学びつつ、中国と日本の文化交流に力を注ぎ、2014年、日中友好のため中之島公園カンフーフェスタの開催を呼びかける。

 

講師 裴華

上海中医薬大学医学部卒業

上海市市北病院中医師

禅韻養生内功太極拳倶楽部  代表

中医養生文化研究会      代表

神戸大学医学研究科保健学科運動機能障害学修士学位取得。

上海で周信文教授に師事し、中医推拿を学び、程傑峰先生の指導の元、太極拳、形意拳、八卦掌など伝統内家拳を始めた。来日後、心身統一合気道の琴心館、合気会天心道場、せいぶ館にて修業し、神戸太極拳推手倶楽部生田川推手会を設立。東洋医学の理論と太極拳の理論を融合して、健康生活に繋がる武道の普及に努め、武術教師として活躍中。